【ボドゲ翻訳】Scoville【スコヴィル】
光回線の契約を変更して非常に快適になったぼーらです.
先週にボドゲ翻訳シリーズとして
第一弾にNorthStarGamesの「Evolution」
第2弾としてRioGrandeGamesの「Rattlebones」
を公開してきました.
はい,では翻訳第3弾として今回載せるのは,
TMGGamesより「Scoville」です.
もちろん版元のTMGGamesさんに公開許可を得ています!
簡単なルール説明
今回もめちゃくちゃに簡単なルール概要の説明をば.
・辛さの指標「スコヴィル」を生み出したウィルバー・スコヴィル氏を称えた唐辛子のお祭りが開かれています.もっともポイントを稼いで,優勝を勝ち取りましょう!
・ラウンドのプレイではオークション,栽培,収穫,行動(販売など)の4アクションを順番に行います.
・特に収穫フェイズでの唐辛子の「交配」システムが面白い.
・ターン順の競りがアツい
①コインを使ってターン順番を競る.
②ターン正順にオークションとして,カードを獲得していく.=唐辛子の獲得
③ターン正順に栽培として,畑ボードに唐辛子を置く.
④ターン逆順に収穫として,畑ボード上のファーマーを動かし,生育チャートに従って交配した種類の唐辛子を獲得する.
⑤ターン正順に行動として,料理コンテストに出たり,自分の唐辛子を売ったり,ファーマーズマーケットに顔を出してトレードしたりできるので,ここでポイントやゴールドを稼ぐ.
唐辛子のファームだけでも個人的には楽しいので好きです笑.
他人のファーマーは飛び越えられないというルールがあるので,収穫フェイズで他プレイヤーの動き方で,思い通りにならないことが起きます.しかし,ポイントは行動フェイズの料理コンテストで大きく差がつくので,収穫フェイズに固執していると出し抜かれることになったりします.
各プレイヤーは衝立持ってて,どのプレイヤーがどのくらい唐辛子をもってるかわからないのもミソですね.
「Scoville」って?
スコヴィルとは辛さの度合いを表す指標であって,唐辛子中のカプサイシンの割合を示しています.カプサイシンは辛味受容体の神経末端を刺激します.
・・・ではなくて笑,
2014年にTMGGamesから出されたゲームです.
フレーバーは1ページ目に「本当にあったスコヴィルの話」として上に書いたような話を,「本当になかったスコヴィルの話」としてルール説明冒頭に書いたようなことを書いてあって,面白いですね.逆にフレーバー読まなかったら何やってるのかわからなくて,このゲームなんだったんだって終わる可能性もありますな...
そういう面では人を選ぶかもしれませんが,フレーバーを大切にしている感じがあって僕は好きです.
また,2016年に拡張版「Scoville: Labs」,そしてこれは記事書きながら知った情報ですが,今年にカードのみの拡張が出ているみたいですね.
ルール和訳
さてでは本題のルール和訳公開です.
ちょっとこれはチェックが甘いかもしれません(前作業途中で中断してたのを再開したため)が,もし用語統一できてないところがあったらぜひ教えてください.順次修正いたします.
こちらもほかのルールと同様で,テキストオンリー版もありますし,GIMPで文字を削除した疑似アセットもあります(笑)
また近いうちに,Kickstarterでゲットしたゲームのルールも上げられるといいなあと思います.